4Cと蛍光性について The 4Cs and fluorescence カラット(Carat)、カラー(Color)、クラリティー(Clarity)、カット(Cut)の「4C」と蛍光性の評価はダイヤモンドを選ぶ目安

■ ダイヤモンドを選ぶポイント

ダイヤモンドは「 4Cと蛍光性」のバランスが揃ってはじめて、すばらしい輝きをもたらします。さらに、全ての評価がパーフェクトであるほど価格も上がり希少性も高くなります。
ダイヤモンドの選び方のポイントとしては、より大きく、より輝くダイヤモンドを選ぶことが重要です。また、同じ価格なら、重視するのが大きさなのか輝きなのかもダイヤモンドを選ぶポイントになります。

■ 4Cについて

Carat 重量

1カラット(ct)は、0.200g。ダイヤモンドやその他の宝石に使用する、「大きさ」ではなく、「重さ」をあらわす重量の単位です。重量が大きければ大きいほど、その希少価値は高まります。

Clarity 透明度

ダイヤモンドの中に存在する包有物(インクルージョン)の有無、大きさ、数、位置、性質、外部の特徴(カットによる傷)などを10倍に拡大して総合的に判断した物をクラリティーといいます。

  • ■ インクルージョン (右上画像)
  • ■ 未研磨部分が残る石 ( 右下画像 )

Color 色

無色透明と思われがちなダイヤモンドですが、実はごくわずかな色があり、この微妙な色合いの比較によって、アルファベットのDからZまで分類されます。DからLにかけてわずかに黄色味をおびていきます。無色透明なものほど高く評価されます。

Cut 研磨

ダイヤモンドは人間の手による計算されたカッティングを施すことで、はじめて輝きが生まれます。そのため、微妙なずれやパビリオンの浅さ、深さによって輝きは左右されます。これらを総合的に判断するのが、カットのグレーディング評価です。ダイヤモンドの輝きは、カットにかかっているといっても過言ではありません。


■ 蛍光性について

Fluorescence 蛍光性

ブラックライトの光をダイヤモンドに当てると、青白色や黄色の反応をする場合があります。
蛍光性はダイヤモンドの約60%に見られる自然の特徴ではありますが、自然光下では白く濁って輝きが失われることがあります。最近では蛍光性反応の少ないダイヤモンドが好まれています


▲ PAGE TOP